もしも~だったら・・・のお話。
息子は最近、”もしも~だったらどう?”が多い。
名付けて”もしも攻撃”って言っちゃうくらい。
息子「ママ、もしも空から小さな石ころがいっぱい飛んで来たらどうなる?」
ママ「そんなのね、小さいって言った手空から飛んで来たら重力で重くなっているから ケガ人続出で大変だよ」
息子「もしも百円が十万円だったらどうする?」
ママ「そんなことありえないよ」
息子「でももしもそうだったら、どうする?」
ママ「世界中みんなお金持ちだよね」
といった具合に。
そんなもしも~だったら、をわたしも寝起きにひとつ思い出した。
「もしも、あの時インド人ばっかりの会社に就職していたらどうなった?」
十年ちょっと前のこと、わたしは転職活動をしていて、ある時、人材紹介会社に「海外と関わりのある仕事がしたい」と希望を伝えたところ、新橋にあったインド人経営のジュエリーカンパニーを紹介され、面接だけでも受けてください、と言われ出向いたのだった。
会社というか事務所という感じのちいさな会社だだった。
面接してくれたのは、インド人の男性で彼はわたしに「Do you like Diamond?」とインド鉛の英語で質問してきた。「ダイアモンドが好きなら、この仕事はできる。うちの社員を紹介しよう」といって、第一次面接にも関わらず、彼はわたしを2階のオフィスに連れていき、社員たちひとひとりひとり「彼はだれだれです」と紹介していった。
6人ほどいたのは、みんなインド人男性だった。みんなわたしに向かって、笑顔で自己紹介していった。
インド人男性に囲まれて、日本人の女の子がひとり仕事する、という勇気はなく、第二次面接は辞退した。
でも、おもしろい面接だったなぁ・・・
わたしさえよければ、あの会社はわたしを雇ってくれる気満々だだったのだ。
条件はひとつ、ダイアモンドが好きかどうか。
あのとき、あの会社に就職ししていたら、わたしはインド人の男性の汗と
とカレーのに匂いに包まれ、どんな毎日を送っていただろうか。
インド人と結婚して、ヒンズー教徒になっていたかも!?
事務員から経営者に昇格してダイアモンドでがっぽり儲けて、富裕層の仲間入りをしていたかも!?
人生は、もしも~だったら、の選択で大きく