”人間は脳みその10%しか使ってないって本当?”からの親子の会話
昨晩のこと。夕飯のときに5歳の娘が、
「ねぇ、ママ。ティーンタイタンズのロビンが(カートゥンネットワークのアニメ)人間は脳みその10%しか使ってないって言ってたのって本当かな?」
と聞いてきた。
わたし「そうだとしたら、もったいないよね~。それで、もし、“OK Google~”なんていってなんでも頼んでたら、ますます人間は脳みそ使わなくなるね。まったく。それぐらい自分でやればいいじゃん、ってわたしは思うけどね」
すると8歳の息子。
「じゃあ、“OK Google,人間が脳みそを10%しか使っていないか調べて”って聞いてみたらどうかな」
と言う。そして、
「“アレクサ、ハッピーバースデー歌って”っていうのもあったよ!あれさぁ、ひどくない?お祝いなのにコンピューターに歌わせるんだよ。自分達で歌ってあげないと意味ないじゃん」
すると、娘。
「何のために口があるの?って感じだよね」
むすこ「“OK Google”っていうためだったりして」
なんというジョークセンス!我が子ながら、冴えてる・・・笑
というか、アメリカのアニメやドラマの見過ぎによるものかという指摘は否定できないが。
“OK,Google、電気消して”とか”アレクサ、キッチンペーパー注文して“っていうのが日常だなんて・・・
この現象から連想するのは、ディズニー・ピクサー映画『ウォーリー』に出てくる未来の人間達。なんでもロボットにやってもらうようになって、太ってぐうたらになり、肝心なときに動けないという何とも残念な姿である。あ、今思い出したけど、2001年公開されたスピルバーグ監督の映画『AI』も。未来の社会に対する先人たちのメッセージ。子役だったハーレイ・ジョエル・オスメントの演技は鳥肌がたつほど素晴らしかった。もう一回観てみたくなってきたなぁ。