かわべそうこのCurious Heart 

Writing about Books, Music,Movies,and Life so on.Everyday life is full of Curiosity!

私は私のままで…大人になっても周りに評価されたい症候群=世界的社会現象

新型コロナにより、家にいる時間が多くなったことでSNSの投稿がますます増えているのが、なんだか気に食わない。というまったく主観的な文句を書いている。ネットでちょっと調べ事をしようとすると、まずホーム画面がYahoo!なんだけど、Yahoo!のトップページを何気なく下にスクロールしていくと、そういう仕事がなくて(?)暇すぎる芸能人たちがせっせとSNSに投稿している情報が嫌でも目に入ってしまう。それはそれで、楽しみにしている人、見たいという人がたくさんいるのだからいいんだけど、といえばそれで終わる話だが、わたしは、勝手に自分のいらない情報が入ってくると無駄にイラっとしたくないので、フェイスブックもインスタグラムもずーっとしばらくやっていなかった。(アカウントは持っているけど。アカウントは持っていて一応見ることはみる、というのは友人と近況報告しあったり連絡したいときにできるからつながっていられるうれしさ、というのが正直あるのよね)

 

でも、最近というか数か月前から、不意にスマホのホーム画面を右に一回スライドすると、私が以前検索した事柄に関連するニュースや動画をずらりと表示されているので、あれ?なんだろってつい見てしまうのだ。スマホにまで彼ら彼女らがアピールしてくる!!

たとえば。そのつい見てしまうひとつがセレブ主婦モデルの滝沢眞規子さん情報。なぜか、彼女の情報が入ってくるのだ。VERYを華々しく卒業されたと思ったら、気づいたらYou Tuberみたいになっている!?見たら彼女と比べて、ため息つくだけなのになぜかAI機能でわたしのために最新動画を出してきてくれるので、つい見てしまうという繰り返し。彼女は何も悪くない。だって、見たいという視聴者のリクエストに応えて動画を更新しているらしし、なんだかんだ結局、私の指がぽちっと動画をクリックしているから。

 

それから、gmailをチェックしたら、台湾に家族で引っ越した友人が最近頻繁に何やら投稿しているという情報があり、何気なくチェックすると、"#bookcoverchallange"とやらをしていて、5冊本を紹介していた。なんのチャレンジだ??と情報に疎い私は調べる。すると、この外出自粛で家で有意義に過ごすべく、本の表紙を撮影して要約などいろいろ書きこむ必要はなし、ただ単に自分がおすすめの本を紹介して周りとつながろう、というポジティブキャンペーンが何やら流行っているらしい。芸能人も多数このbookcoverchallangeをしている。

そもそもね、そういう投稿を何かいい気持でシェアできるときもあるけど、友人の投稿など見て何か違和感のようなものを感じる時がある。それはもしかしたらこのブログを読んだ人もそう思うかもしれないけれど、”何かをしている、何かに取り組んでいる、素敵な生活を過ごしている自分”を周囲に評価してもらいたい、という願望の現れが透けて見えてしまうとなんか色々もやっと考えてしまうのは私だけだろうか。友人の場合、きっと評価されたいというちょっと人生に悩みがあるのかもしれない、などとおせっかいな心配をしてしまうの、わたしおせっかいおばさんだから…

 

ベストセラーになっている『私は私のままで生きることにした』でも、おんなじようなことが書いてある。インスタグラムを見て、自分を卑下するのはやめよう。というようなこと。

 

というわけで、わたしもわたしのままで生きるわっ!

(この本ももれなく買って本棚にあるけれど、対人関係、人生にたいする悩み多き若い年ごろは通り過ぎて、いまはカラッとしているので、あまり響いては来なかった。悩める若者には良書だと思う)

 

私は私のままで生きることにした