かわべそうこのCurious Heart 

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友人からの手紙と洋書

新型コロナウイルスの問題で、落ち着かない不安な日々ではあるけれど、今週わたしにはうれしいこともあった。

 

大阪に住む10年来の友人が、おすすめの洋書2冊にお手紙を添えて送ってくれたのだ。お正月明けに、彼女から年始の挨拶のなかで、シングルマザーになった、との近況報告があったので、驚きはしたのだが、久しぶりにメッセンジャーで連絡を取り合い、わたしは仕事で取り扱っているおすすめのお菓子にメッセンジャーでは伝えきれなかった自分の近況を手紙にしたため、贈った。余計なことを書いてしまったかな、とか色々後で不安になりながらも。

すると彼女は、おすすめの洋書を2冊をぽんと送ってくれたのだ。その洋書は、リンドグレーンの「長靴下のピッピ」とロナウド・ダールの「マチルダは小さな天才」。なんて素敵な2冊なのでしょう!彼女と私は、文学友達でもあり、おすすめの本を紹介しあう仲ではあったのだが、英語関連の仕事をしている彼女は本当に英語が堪能らしく、洋書ソムリエといってもいいくらいいつもドンピシャでわたしの嗜好にあう本を教えてくれるのだった。

ここ最近英語から離れてたから、この2冊なら日本語訳で読んだこともあるし、英語もわかりやすく上質。「ブランクがあるから読破できるよう頑張る」と伝えると、「Audio Bookで聴きながら読むのがおすすめだよ!youtubeであったらラッキーだから探してみてね」とアドバイスまで。俄然、読みたい気持ちが湧いてきた!

 

そして、友人からの手書きのお手紙が本当にうれしかった。わたしの書いた手紙について「手書きといいのもあってすごくパワーをもらいました。じわーってくるの。何回も読んでしまう。こんな長いことご無沙汰してても、あらためてこの友情という縁に感謝しています」と言ってもらえて、わたしはやっぱり手書きの手紙って、文章を直したりするのがない分、そのままの自然体というのが表れて、相手に届くんだな、と思った。

 

かわいいレターセットやカード、そういうのを選ぶ過程も想像すると書く方ももらう方もうれしい。

 

中には、手書きの手紙は手間がかかるし、その手間がめんどくさいって思う人もいるかもしれない。メールやSNSの方が気軽にメッセージ贈れていいっていう人も。

それも一理あり。

 

けれど、わたしは、子供のころの時みたいに、アナログなハンドライティングの文通をしたいなぁ、と思い始めた。なつかしさとロマンを感じるのだ。

 

素敵な洋書とお手紙を眺めて一週間振り返り、ほっこり嬉しい気持ちになった。